あまのうえん

アミノ酸の力で、強くて美味しい野菜づくり

あまのうえんでは、アミノ酸肥料を主体に使用した栽培に取り組んでいます。アミノ酸をしっかりと吸収した植物は、細胞壁や繊維が強化され、病気や害虫に対する抵抗力が高まります。そのため、農薬の使用を最小限に抑える「減農薬栽培」が可能になり、環境にも身体にもやさしい野菜を育てることができるのです。自然の力を活かしながら、野菜が本来持っている美味しさを引き出す。それが、あまのうえんの野菜づくりのスタイルです。

やさしい味わいは、肥料の選び方から

化成肥料の使用を控えることで、野菜に含まれる硝酸イオンの値を抑えています。この硝酸イオンは、過剰になると野菜に独特の「苦み」や「えぐみ」をもたらします。私たちのきゅうりは、アミノ酸肥料を主体に栽培することで、やさしくまろやかな味わいに仕上がっています。みずみずしく、えぐみのない食べやすさが特徴で、子どもから大人まで安心して美味しく楽しんでいただけます。

微生物が育む、豊かな土と確かな味

微生物の力を活かした土づくりに取り組んでいます。目に見えない小さな働き者たちが、土壌環境を整え、野菜の根を元気にし、自然の力で育つ健やかな畑を支えています。私たちが目指すのは、「たくさん採れること」よりも、「本当に美味しいものを届けること」。量より質にこだわり、安心して食べられる野菜を、ひとつひとつ丁寧に育てています。

水管理への配慮

毎日の天候や気温、湿度、土の状態を細かく観察しながら、植物が“いま欲しい分だけ”水をもらえるように気を配っています。水は、ただ与えればいいものではありません。与えすぎると根が弱り、与えなさすぎるとストレスを感じてしまう。そんな繊細なバランスの中で、私たちは「育てる水」として、量・タイミング・方法すべてにこだわっています。また、朝と夕方の水やりでも、気温や風の強さによって調整することも。その日の自然の声を聞きながら、水やりを変えるのも、あまのうえんの“日課”のひとつです。